季節の行事

今日は8年ぶりの仲秋の名月

2021年。8年ぶりの仲秋の名月

今日は仲秋の名月。
今年は満月と同日のため、ほぼ真ん丸なお月さまが楽しめますよ♪

なんと、8年ぶりだそうです。

空気が乾燥して月が良く見えてくるころ、
季節の移ろいを、お月様と一緒に楽しめるなんてステキですね。

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仲秋の名月と十五夜

「仲秋の名月」や「十五夜」については
当たり前のように使っている人は多いと思いますが、

本当のところ、意味とかあまり良くわかってなくて使っていないでしょうか。

そこで、仲秋の名月と十五夜について、少し解説しますね。

旧暦の8月15日(新暦の9月中下旬)は、秋の真ん中なので「中秋」といい、
この時の満月を「中秋の名月」または「十五夜」と呼んでいます。

つまり

1、中秋の“満月の日”を十五夜という意味

2、“旧暦8月15日”を十五夜という意味

という、少しややこしいですが、十五夜には二つの意味があります。

さらに、中秋の名月、つまり十五夜の日は
必ず満月と思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

だいたいは満月なんですが楕円を回っていたり色んな理由で誤差の幅があり
天文学的にはまん丸いきれいな円とは異なるといわれています。

なのでその年によっては、旧暦の15日か16日、たまに17日が満月になったりして違ってくるそうで
むしろ満月とは同日にならない年の方が多いそうです。

 

ちなみに下の写真は、
去年(2020年)の十五夜を自宅の庭からスマホで撮った写真です。

遠く離れた夜空のお月さんを見ると、少しくらい楕円であっても、
この時期のお月さんは、いつも「満月」に見えてしまいます♪

2020年の仲秋の名月その1

でも、2枚目のズームで撮った写真をよくよく見ると確かにきれいな満月じゃないですよね(;^_^A

2020年の仲秋の名月その2

ウエザーニュースによると、

旧暦は新月の瞬間を含む日を「○月1日」としていて、旧8月15日の夜が「中秋の名月」「十五夜」となり、

一方で月の満ち欠け(見え方)や「満月」は、月・地球・太陽の位置関係で決まるため、新月から満月までの日数は変動し13.9〜15.6日かかるので、旧暦15日とは合わないことが多い。 

ということのようです。

 
しかし、

今年は中秋の名月と同日の朝に満月の瞬間を迎えるので、
夕方にはほぼ真ん丸な中秋の名月を楽しむことができそうですよ。

前回、中秋の名月と満月が同日となったのは2013年なので、じつに8年ぶりとのこと。

2021年の仲秋の名月(十五夜)

しかも今年からは3年連続で同日になるため、ますます秋の夜長が楽しみになってきますね((´∀`*))

仲秋の名月をユーチューブで生配信

今夜(9/21)の中秋の名月の様子が中継・生配信で見ることができます。

天文台からの映像と、富士山とお月様の様子を中継しながら、番組で見れますので
ぜひ楽しんでみてください((´∀`*))