運がある
運がない
運がつく
運に見放される
「運」は目には見えないけれど、確かにあります。
「運」が良いということは、タイミングもありますが
「運」が良くなる行動をどれだけしているかで決まると私は思っています。
対価を求めずひたすら貢献する
運がいいとか悪いとか、人生に起きることの多くは、
その人が今までやってきたことの結果であり、
その結果に、「運」というものがリンクしているのだと思うのです。
短期的にみると、運の良し悪しにバラツキがあっても、
中長期的にみると、いかに「運」が良くなる行動をしていたか(いるか)で決まると思われます。
人とのお付き合いは、ギブ アンド テイク(give and take)。
何かを与えたら代わりに何かをもらう、
何かをもらったら代わりに何かを与えるという、
プラマイ0という対等な互助関係のことで、
良好な人間関係を長続きさせるためのコツだといわれています。
そして、テイクを期待しながらのギブより
見返りを求めないギブこそが運を上げてくれるコツだとも・・・・
ひたすら、ギブ を繰り返し、テイクを期待しないというのも
煩悩の多い私にとってはちょっと寂しいものですが(;^_^A
やはり、ギブとテイクのバランスが大事なのではないかと思います。
なるべくギブの割合が多くなるような生き方を
心がけて実行していくことが運を上げる早道といえるでしょう。
徳を積む行いで運を上げる
仏教の教えでは「徳を積む」と云う思想があります。
見返りを求めず、家族や友人、他人や社会のために良い行いをすることです。
また「徳」の中には「陰徳」「陽徳」があり、
「陰徳」「陽徳」については↓の記事を参考にしてみてください。
人が見ていない所で良いことを行うと、どんどん「徳」が溜まっていき、
徳が溜まっていくと、自分や家族に良いことが起こるようになります。
例えば 健康になったり、お金が貯まるようになったり、恋人ができたり
困っていると誰かが手を差し伸べて助けてくれたり です。
お天道様がちゃんと見ていて、幸福を授けてくださるという思想です。
また仏教には、自分の行う善いことも悪いことも
巡り巡って自分に返ってくるという意味の「因果応報」という教えもあります。
今の幸や不幸は、過去や前世での行いによって分けられているとすれば、
今をどう生きていけばいいのか、おのずと答えはわかってくるでしょう。
たとえ現在不幸でも徳を積むことで、今の運は変えられ、
未来の自分や来世で報われると教えています。
では「得を積む」にはどうすればいいのか
徳を積むことができる5つの方法をご紹介します。
体施(たいせ)
体を使って人や世の中に対して施しをすることです。
身近なことでは、掃除をすることです。
使用する場所をきれいにすることで気持ち良く過ごしてもらうことができます。
毎日当たり前のように行ってる家族の為の料理も体施です。
また階段が急で荷物を持って上がれないお年寄りや不自由な人がいれば、
荷物を持って玄関先まで届けてあげたり、
災害で困ってる人たちにボランティアとして参加し、
体を動かすことで支援をすることもできます。
物施(ぶっせ)
物で人に対して施しをすることです。
お世話になった人に手土産を持っていくことや、自分の畑で獲れた野菜を知り合いの人に配ったりも物施になります。
よく芸能人やタレント、経営者が寄付をしているのは、寄付をすることで人や社会の役に立てて、自分にとっても大きな徳積みになるからです。
わたしたちも日頃から良い行いをしていくこと、良い行いをしようと意識することで徳を積むことができます。
寄付金というかたちで被災地や貧困に苦しむ人たちを手助けすることができます。
顔施(がんせ)
顔の表情で人に対して施しをすることです。
いつも優しいまなざしと笑顔は、それだけで周囲を明るく元気にしたり、
人に安らぎや温もりをあたえることができます。
そこに居てるだけで安らいだり癒される人っていますよね。
わたしの周りにもいてるんです。本当にいつもニコニコしてて、優しいオーラに包まれてホッとできるんですよw
自分の表情がキツイ印象の人や乏しい人は、鏡を見てやさしい笑顔の練習をしてみるといいでしょう。
念施(ねんせ)
思いで人に対して施しをすることです。
自分の幸せだけでなく、他の人の幸せのために願うのです。
ネット上では、妬みや嫉みが多いですが、他人の豊かさや繁栄には素直に喜んであげましょう。
世の中や大切な人の幸せや豊かさ、会社の同僚やお客様の発展や繁栄を祈ることも念施になります。
法施(ほっせ)
人のために教育の施しをすることです。
自分の体験した情報や知識を、求める人達のために教えることです。
こんなことは誰でも知ってるだろう~と思っていても、
意外や意外、知らない人が結構多かったという話もよくあります。
学校の教員や大学生、専門家でなくても、
自分の体験した介護の知識や、遺産相続の知識、子育ての知識など
求める人のために、SNSやツイッターなどを使って発信するのも法施(ほっせ)になります。
このように、徹底的に利他を追及して 世の中に貢献していくのが「運」を上げる方法といえます。どんな方法でもいいので、人や世の中のことを想い良い行いをすることが大切です。
徳を積む毎日を意識して実行していくと、素晴らしい人と出会ったり、お金が増えたり昇進したりと、あなたの身の周りに良い事が増えてきます。
今からでも遅くありません。
ぜひ取り組んで毎日徳を積んでいきましょう。
さいごに
「運」を上げるには長期的にみると、いかに「運」が良くなる行動をしているかで決まるといえます。
徹底的に利他を追及して 世の中に貢献していくのが「運」を上げる方法だといえるでしょう。
仏教の教えの「徳を積む」「因果応報」という教えは、
たとえ不幸でも徳を積むことで、今の運は変えられ、未来の自分や来世で報われると教えてます。
他人のために行動することは回りまわって、自分の幸せにも繋がっていくという事です。
得を積むには、毎日の掃除、ボランティアや寄付などいろんな方法がありますので、自分のやりかたで頑張ってみるといいですね。わたしも頑張ります♪